【聖飢魔Ⅱ】『しゃぶしゃぶレンジャーのうた』について第二弾

しゃぶしゃぶレンジャーのうた2

こんにちは、あくまりーまんです。

前回しゃぶしゃぶレンジャーのうたについて書かせていただきました。

さて、今回は以下の2点について深堀りをしていきたいと思います。

・しゃぶしゃぶレンジャーとは何者なのか。

・しゃぶしゃぶレンジャーのうたとはどんな歌詞と曲調なのか。

しゃぶしゃぶレンジャーのうた

前回の記事でも書いた通り、この歌はミツカン社とのタイアップです。しゃぶしゃぶという料理をフックにはしていますが、あくまでもミツカン社の商品(主にポン酢やごまだれなど)を売るための広告曲です。

つまりこの曲を流したり話題にさせたりすることでミツカン社の商品が売れなければ、企画としては失敗です。まあ閣下と一緒に仕事したいというだけの信者だったら別ですけどね笑。

ではこの曲に出てくる『しゃぶしゃぶレンジャー』のキャラクターや歌詞や曲は果たしてその目的を達成するための設定になっているのか調べてみました。

しゃぶしゃぶレンジャーとはどんなキャラクターなのか。

CDのジャケットにも4人の忍者みたいなのが描いてありますが、この人たちがしゃぶしゃぶレンジャーです。歌詞カードにこの人たちの設定が書いてあります。

そのまま書くと著作権に引っかかるといけないので、要点を書きます。

  • しゃぶしゃぶの「すばらしさ」や「おいしさ」を世に広めることが使命。
  • 尾張の国にある「しゃぶしゃぶ城」の城主に雇われている。
  • 城主の名は「社武好雄(しゃぶすきお)」。
  • 「肉公方」の異名をもつ将軍が大ボス。

こういった背景で彼らは活動しているわけですが、そうすると別にいわゆるスーパー戦隊のように、悪者や怪人と戦っているわけではないのです。ただ、将軍が出てくるということはまだ刀を振り回している時代でしょうから、この将軍をよく思わず武力行使に出る敵はたくさんいそうです。

彼らは自分たちのボスを守るために、鍛えて戦う準備ができているのでしょう。

ではどんな構成員なのでしょうか。

ぽんしゃぶの「黒兵衛」

ごましゃぶの「金蔵」

ピリ辛しゃぶの「茜」

みそしゃぶの「黄八」

おーっとここで急にミツカンの商品名が出てきました。黒兵衛や茜といった人物名ではなく、二つ名のように書かれている「ぽんしゃぶ」や「ピリ辛しゃぶ」というのはすべてミツカンの商品名なのです!!

なるほど、シュールなキャラクターやデーモン閣下、そしてミヒャエル・シャブシャブスキーといった謎の要素で興味をひかせながら、ふたを開ければがっつり商品名の告知をしているというわけですね。。。

実際この記事を書きながら、ミツカンのこの4つの商品を使ってしゃぶしゃぶを食べない自分は、どんな味なのか興味がわいてきてしまっています。。。恐るべし。

曲調について

僕はあまりアニソンやヒーローものの歌に詳しくないのですが、この曲は昭和のロボットアニメのような感じです。

詳しい人には異論を唱えられそうですが、水木一郎氏が歌ってそうな感じですね。

とはいえコテコテのアニソンというほど癖がなく、かつ閣下のイメージである悪魔っぽさやヘヴィメタル感、ハードロック感もありません。閣下の歌い方も昭和歌謡を歌う感じで歌われています。

ただ2:46あたりの『急げ!』だけはどう考えても水木一郎氏を意識してやっていると思います笑。

基本的に閣下の歌のうまさは堪能できます。

歌詞について

『しゃぶしゃぶレンジャーのうた』と言いながら、この歌詞には一切しゃぶしゃぶレンジャーは登場しません。『しゃぶしゃぶレンジャーのことを歌ったうた』ではなく、『しゃぶしゃぶレンジャーがしゃぶしゃぶのすばらしさを歌ったうた』というような歌詞になっています。

ちなみに構成員を紹介したときに出てきた商品名も歌詞には直接は出てきません。

しかし、ポン酢、ゴマだれ、ピリ辛、ミソだれというワードは出てきます。

しゃぶしゃぶのすばらしさは伝わります。一方で鍋奉行感もあります。

閣下って結構めんどくさいところあるので(誉め言葉)、閣下と一緒に鍋したら言いそうな言葉が出てきます。

灰汁をとれとか、まだ早いとか、野菜食えとか笑

あと個人的には、『煮えたぎる鍋』という歌詞が出てきたことが熱かった。鍋だけに。

『煮~えたぎる鍋~じゃ香の香り~』ではありません。

それが収録されているのはこっち⇩

しゃぶしゃぶレンジャーのうたはこっち⇩

※サイトによっては、『こどものうたスーパーヒット』というアルバムが出てきますが、こちらはいろんな歌を収録したオムニバス作品であり、この曲も収録されています。

まとめ

全2回でお送りした、『しゃぶしゃぶレンジャーのうた』についての記事はいかがだったでしょうか。

信者の皆さんの中にも聞いたことない人いるのでしょうか。

個人的には面白さもありながら素晴らしい作品だと思いますので、信者はもちろんそうでない方にもぜひ聞いてほしい楽曲です。

ではまた(‘◇’)ゞ

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