こんにちは、あくまりーまんです。
約1か月ぶりに聖飢魔Ⅱにかかわる記事を書きます。
過去、閣下のソロ活動については⇩の記事を書きました。こちらもよければ見てみてください。
【聖飢魔Ⅱ】デーモン閣下が魅せるGIRL’S ROCKカバー曲6選 【聖飢魔Ⅱ】デーモン閣下のオススメソロ曲6選【ハードロック編】☆ 【聖飢魔Ⅱ】デーモン閣下のオススメソロ曲6選【ポップ・バラード編】目次
しゃぶしゃぶレンジャーのうた
今までの記事ではデーモン閣下のソロプロジェクトについて触れてきましたが、今回は少し毛色が違います。
今回紹介する局は閣下が作詞作曲をしていますが、歌唱は別の方がされています。その名はミヒャエル・シャブシャブスキー氏!!
今回紹介する曲は『しゃぶしゃぶレンジャーのうた』という歌です。どんな曲なのでしょうか。
- 発売年:2002年
- 作詞作曲:デーモン小暮閣下(発売時の呼称)
- 歌い手:ミヒャエル・シャブシャブスキー
- タイアップなど:ミツカン
- 収録数:1曲目:しゃぶしゃぶレンジャーのうた
2曲目:しゃぶしゃぶレンジャーのうた (KM MERENGUE MIX)
3曲目:しゃぶしゃぶレンジャーのうた (ダン酢ミックス)
4曲目:しゃぶしゃぶレンジャーのうた (カラオケ)
では項目ごとに解説していきましょう♬
発売の時期(2002年)と背景
2002年ということで聖飢魔Ⅱ解散後2年以内に発表された曲ということですね。閣下は解散後に12枚のソロ活動アルバムを出していますが、この曲はアルバム収録はされていません。(理由は後述)
ただ時期的には解散後2枚目に出したSYMPHONIAが2002年なのでほぼ同時期だと思ってください。
つまり閣下のソロ活動の中では初期の曲ということですね。
では2002年に発売された背景は何か。
この年たべものにまつわる有名な歌はほかにも発売されていて、『おさかな天国』(さかなさかなさかな~)や『コロッケのうた』(コロコロコロッケ~)がその代表です。
とはいえこれらの曲は発売前から売り場で流されていたので、影響はもう少し前から受けていたと思います。売り場向けの歌ではないかもしれませんが、1999年に発売されて一世を風靡した『だんご三兄弟』をきっかけにブームが起こったのだと思います。
いずれにしても食品にまつわる歌ブームにのっとり、『しゃぶしゃぶレンジャーのうた』は制作されました。
デーモン閣下に作詞作曲を頼んだ背景
さすがに名言されたものは見つけられませんでしたが、この説明しかないでしょう。
『ミツカン社の幹部に信者がいた。』
当然です。1999年に地球制服を完了して間もないので、どこに信者がいてもおかしくありません。
閣下の歌声そして新曲を望む信者は多かったでしょうから、職権乱用したくなるのも納得です。
ミヒャエル・シャブシャブスキー氏とは
この方、言わずもがなデーモン閣下本悪魔です。これについては閣下も『なめこの歌や、しゃぶしゃぶの歌も歌っているし』と公言されているので別に隠しもしていないのでしょう。
ではなぜ別名義を作る必要があったのか。
私が考えた理由は2つです。どこかにほかの理由が公開されていたら教えてください。。。
①遊び心
聖飢魔Ⅱ時代から、『ぬらりひょん吉』というキャラクターに作詞をさせたことにしていたりと遊び心を出していた閣下。今回のもそれかもしれません。
②ミツカン社のイメージ尊重
当時はまだ解散して間もなくで聖飢魔Ⅱのイメージが強かった閣下。ブログでは書けないようなイメージをお持ちの方も多かったかもしれませんね。ましてや相手は大手食品会社。赤ちゃんから高齢者までが利用する企業ブランドと悪魔のタイアップとあっては、企業イメージが下がると考えたのかもしれません。とはいえ作詞作曲には本悪魔の名前を記載しているので関係ないかもしれませんが。
③閣下自体のイメージ尊重
かっこいい歌を歌う悪魔というキャラクターとあまりにも乖離しているこの曲。悪魔の名義だと自分のイメージが崩れてしまうと考えたのかもしれません。今となっては『地獄のなめこうた』『toitoitoi』『砂漠のトカゲ』などのこども向け曲や、多くのカバー作品を出している閣下であれば問題なかったと思いますけどね。
ミツカン社とのタイアップについて
本当に幹部に信者がいたかどうかはわかりませんが、この曲はしゃぶしゃぶに使う調味料(おそらくポン酢)メインの宣伝用に制作されました。当時はHPにこの曲についての記載があったようですが、残念ながら削除されています。
また前述の『おさかな天国』や『コロッケのうた』のように売り場でガンガン流す曲としては結局使われなかったようでした。やっぱり信者幹部の自己満?
なので広く普及することはありませんでした。さらに残念なことにミツカンとの契約関係もあり、歌い手を閣下ではない『別人』にしたことで以降の閣下のアルバムなどに収録されることはない隠れた名曲となりました。
収録された別バージョン
このCDには4曲収録されています。①が『オリジナル版』、②が『KM MERENGUE MIX』、③『ダン酢ミックス』、④が『カラオケ』です。昔のCDはよくカラオケ版という歌声が入っていないバージョンが収録されてましたね。ひとりカラオケが流行っていなかったので、これでカラオケの練習をしようということですね。まあなので④はただのカラオケ練習用なので割愛します。
まず①のオリジナル版です。
歌詞や曲のすばらしさは後述するとして、編曲を石黒彰さんが担当されています。石黒氏といえば、聖飢魔Ⅱの本活動時のサポートメンバーであった、レクターH伯爵その人です。
聖飢魔Ⅱの期間限定再集結全席死刑ツアー(2015)では松崎様に代わり久しぶりにツアーに参加されてましたね。
閣下のソロ活動では、ちょこちょこ聖飢魔Ⅱ時代の構成員が関わっていますが、この曲で石黒氏を使ってくるあたり贅沢というか信者感激ですよね笑
②のKM MERUENGE MIX
KMが何を意味しているのかわかりません。誰か教えてください。そして何がメレンゲなのかわかりません笑。
まあ特に気にせずいきましょう。とにかくこの曲はげ原曲の歌詞そのままに曲調を大きく変えたバージョンになります。テクノとレゲエを掛け合わせたような感じです。
③の『ダン酢ミックス』
ダン酢というミツカンギャクが素晴らしいですね。原曲ではこどもの声でコーラスが入っているのですが、このバージョンではそのコーラスを切り抜いているような感じで、シャブシャブスキー氏もとい閣下の歌声は後半に少し入っているだけです。『牛肉~♬』とか『やあ!』とかコーラスの切り抜きみたいな感じです。曲調はというとデジタル音が一定のリズムで流れているだけです。
続きは次回の記事で^^
今回はここまで!
次回はオリジナルの曲の解説をしていきます。この曲本当におじさん世代はハマること必至です!!
歌詞も曲調もたまりません笑
そして、しゃぶしゃぶレンジャーとはいったいなんなのか。。。
レンジャーというからにはだれかと戦っているのか、レンジャーというからには構成員がいるのか、このへんについてもわかる範囲で書いていきますのでよかったら見てもらえると嬉しいです。
ではまた(‘◇’)ゞ