こんにちは、あくまりーまんです。
またまた感染拡大しており、豪雨続きっていうのもあり、嫌な夏ですね。
個人的に明るいニュースとしては聖飢魔Ⅱのミサチケットが獲得できたことですが、それも行けるかどうか、、、ですね。
さてここしばらくの【聖飢魔Ⅱ】関連の記事はデーモン閣下のソロについて書いておりますが、今回はその第三弾という形でお送りします。
第一弾はこちら⇩
第二弾はこちら⇩
さて、今回は閣下オリジナル曲の中からバラードやスローテンポの曲など、メッセージ性の強い曲に限って6曲ご紹介したいと思います。
目次
デーモン閣下の歌のうまさを一番感じられるジャンル
閣下自身、本来はハードロックやヘヴィメタルよりも歌謡曲や演歌の方が得意と仰っています。とはいえ、日本のヘヴィメタルのパイオニアとしてはやはりハードな曲は当然上手ですし、そのイメージがどうしても強いですよね。
僕自身閣下の一番の魅力は『聖飢魔Ⅱのボーカル』としてのデーモン閣下だと思います。唯一無二ですよね。だけどどうしても聖飢魔Ⅱが万人受けしないので、世間一般の人に閣下の歌のうまさを感じてもらう場合、ポップやバラードの方が伝わりやすいんですよね。
今回はそういったジャンルの中から、前回と同じ以下の条件に当てはまる6曲をお伝えします。
- シングル曲は除く。
- ツインボーカル曲は除く。
- 閣下が作詞・作曲の両方またはいずれかを担当している。
- ロック調の曲。
- 名義の違いは無視し、全てデーモン閣下の曲とする。
では1曲目からどうぞ^^
ZUTTO
この曲は作詞作曲ともに閣下です。デーモン閣下ソロプロジェクトとして5枚目のアルバムとなる『WHEN THE FUTURE LOVES THE PAST~未来が過去を愛するとき~』に初収録されました。その後、13枚目のアルバム『うただま』にてセルフカバーされました。
いずれのverも歌詞に中国語を含み、民族楽器をふんだんに使用し、ノスタルジックな雰囲気の曲です。別れの切なさを歌っています。オリジナル版は一段と荘厳な雰囲気で、民族楽器がメインでそこに閣下の歌をのせている印象です。一方でセルフカバー版はおとなしめでイントロも一部削られ、メロディの音量も下がっています。その分閣下の歌唱が際立っています。
これはオリジナル版のアルバム『WHEN THE~』がメロディアスかつドラマティックさを意識して作っているのに対し、『うただま』は閣下の歌声を堪能するために作られたというアルバムコンセプトによる違いでもあります。
個人的には、うただまverの方が好きです。
ノスタルジア
この曲も作詞作曲ともに閣下で、4枚目のアルバム『SYMPHONIA』に収録されました。
このアルバム自体、閣下の新しい一面を引き出すような作品になっています。アルバムタイトルからも想像できるようにHR/HMの曲は少ないですね。
ノスタルジアも単なる『ロックアーティストのバラード』ではなく、ブリティシュロックのようなおしゃれさと儚さがあります。閣下の歌声も伸びがあってとても素敵です。
ANAPA
作詞を閣下が担当しています。3枚目のソロアルバム『ASTRODYNAMICS』に収録されました。
王道バラードという感じですが、非常に歌詞がいいですね。『しあわせとは何か』という一見よくありそうなテーマかもしれませんが、閣下らしく文学的で本質的です。
詳しく解説しませんが、このANAPAというのはロシアの都市アナーパのことのようです。
こういう知的なところがなんとも閣下らしい。
Post Truth-青空が殺気立つ-
この曲は12枚目のアルバム『EXISTENCE』に収録されました。バラードではなくポップ調ですが、ちょっと歌詞はよくわかりません(笑)そして別に僕はそこまでこの曲が好きではありません。。。
ではなぜ今回貴重な6選に入れたのか。
それはこういったポップ調の曲の中では閣下の歌唱力の高さを存分に堪能できる曲だからです。サビ以外の部分は基本的に最後の音を伸ばしており、閣下の本領ってこういうところだと僕は思っています。伸ばしてフェードアウトしていったり、伸ばしながらシャウトしていったり、ボリュームアップしていったりするときに閣下歌うまいなと感じます。
特にこの曲は途中で急にミュージカルみたいなセリフ歌唱が入ったりといろんな仕掛けがあって面白いです。
いきる
今回正直この曲を紹介したくて書いたみたいなところあります。
作詞を閣下が担当し、14枚目のアルバム『うた髑髏』に収録されました。
前回の記事でも紹介しましたが、このアルバムは劇団☆新感線の劇中歌を集めたアルバムなので、ストーリー性があります。
この歌はよくドラマとかで『あなたの為なら〇ねる』とか『あなたの代わりに〇ぬ』みたいのあると思うのですが、それを『あなた』側の視点に立って歌っています。
つまりそういうセリフ自体は嬉しいんだけど、『本当に〇んだらあかんやん』ってことですね。
悪魔が『いきて』と連呼することに違和感を感じるかもしれませんが、そもそも閣下はメッセージ性高い曲を歌うのは非常にお上手ですし、何より『いきることの大切さ』みたいなものは聖飢魔Ⅱ時代から仰っています。
まあ、その一方で『〇せ』とか連呼するんだから、本当にいろんな側面をお持ちですね(笑)
SOLA
この曲は作詞作曲ともに閣下がされていて、11枚目のアルバム『MYTHOLOGY』に収録されました。
SOLAとはこの曲の歌詞からすると空のことですね。
ただSORAではなくSOLAなのはSOLARからの造語だと思います。ソーラー発電とかのSOLARね。
つまりただの空ではなく太陽が照らしている空みたいな意味かなと。
前を向かせる非常にメッセージ性の強い曲です。とにかくかっこよくて良い歌です。
まとめ
閣下のイメージ的にソロも怖いんでしょと思っている方にぜひ聞いてほしい6選でした。
閣下って本当に歌うまいんですよ。あと本当に知的なので歌詞も深いんですよね。あと閣下って楽器やらないのに曲も作れるんですよね。
意外な一面を沢山持っている閣下のソロプロジェクトもぜひご視聴ください^^
5枚目までのアルバムから厳選した集大成盤もあります。こちらにはZUTTO、ノスタルジア、ANAPAも収録されています。
ではまた(‘◇’)ゞ