【聖飢魔Ⅱ】”LOVE LETTER FROM A DEAD END”という名曲

こんにちは、あくまりーまんです😈

今更も今更ですが、改めて新曲が素晴らしいと思い、記事を書きます。

この曲は9月に発布された『23年ぶりの新譜新録大教典』である、第35大教典”BLOODIEST”に収録されています。

“BLOODIEST”は収録曲の中に同名の曲、”THE BLOODIESTS -最も血生臭い奴ら-“がありますが、フロント曲はこちらの”LOVE LETTER FROM A DEAD END”になります。

その証拠にこの曲だけYouTubeでPVも配信されていますね。

引用:Sony Music (Japan)公式YouTubeチャンネル

23年間の集大成といえる1曲

解散後も再集結のタイミングや大教典発布のタイミングで新曲は出してきています。

ただ、今回の曲はちょっと様子が違います。セルフカバーの中に入れ込んだ新曲でもなければ、配信小教典でもなければ、陛下作曲でもなければ、タイアップ曲でもありません。

『全く新しい大教典』の1曲目にかける想いが十分伝わります。もちろん1曲目以外も素晴らしいし今までの新曲も素晴らしいんですよ。

でも本当に様子が違うとしか言いようがない。そんなかっこよさとオーラを放っています。

歴代新譜新録大教典の1曲目(インストゥルメンタル以外)

  • 地獄の皇太子

  • THE END OF THE CENTURY

  • DEATH LAND

  • ROCK’N’ROLL PRISONER
  • OVERTURE ~ WINNER!
  • 有害ロック
  • 千年香妃花
  • 地獄の皇太子は二度死ぬ
  • DEPARTURE TIME
  • エガオノママデ
  • HEAVY METAL IS DEAD
  • LOVE LETTER FROM A DEAD END【NEW】

盛り上がる曲ばっかりでしょ!となんとなく思って調べたら案外そうでもなかったです(笑)

まあ大教典もそれぞれ色がありますからね、必ずしもハードな曲や代表曲ばかりではないですよね。

PONKとかね。うん。

ただ、全体的にはその大教典の中では人気曲とか印象に残る曲なわけです。千年香妃花とかリアルタイムで初めて聞いた信者の皆さんはどんなリアクションだったのでしょうか。。。僕はリアルタイムではないですが、初めて聞いたとき爆笑しました。『閣下ソロじゃなくて聖飢魔Ⅱだよな』って大教典のジャケットを見返した記憶があります。

“鬼”とか”地獄の皇太子は二度死ぬ”とか”HEAVY METAL IS DEAD”とか衝撃でしたよね。

この”LOVE LETTER FROM A DEAD END”も1曲目で衝撃を与えたという点では、歴代の1曲目と同様です。

ハードロックとしての名曲

僕は音楽に詳しくありません。なので音楽に対する語彙力や表現力も皆無です。ただ、この曲の演奏は本当に素晴らしいのです。

聖飢魔Ⅱのリズム隊がいかにすごいかわかります。終始ドラムとベースが楽曲全体を覆っています。ドラムめっちゃ速くて力強いですね!

そしてギターもただ速いだけではなく、緩急があって、またツインギターならではのメロディと別のところで歪ませていたりといろんなテクニックがあります。

ああ、ほんま知識も語彙力もないわ。。。

聞きやすい邦楽として名曲

構成は割と王道です。イントロ➡Aメロ①➡Bメロ①➡サビ①➡Aメロ②➡Bメロ②➡サビ②➡間奏➡Bメロ①➡別verサビ①という構成です。変則的な構成の曲は好き嫌い別れますからこの曲は一般的に聞きやすいと思います。

また最後に閣下の笑い声が入っていますが、それ以外は冒頭のシャウトや間のセリフなどもなく(それが良いとか悪いとかではなくて)聖飢魔Ⅱを知らない人にもかっこいい曲と思ってもらいやすい構成になっています。

メッセージソングとして名曲

この曲は非常にメッセージ性が高いといえます。

歌詞はこちら

僕なりに捉えた意味をすこしまとめてみました。

この曲の伝えたいこと

人は誰もが迷ったり行き詰まることがある。

そんなとき自分(悪魔)の声に耳を傾け行動に移そう。

背中を押してくれるのは神ではなくギターを鳴らしている悪魔(自分)。

神に祈っても想いは届かないがそれでいいのか。

なぜこの曲に出てくる悪魔が自分のことで、自分が悪魔のことなのか。

それは聖飢魔Ⅱが悪魔教を布教する団体だからです。

悪魔教というのは本来は悪魔を崇拝する宗教ではなく、神仏を信じず自分を信じなさいという考え方です。

聖飢魔Ⅱはその教えを伝えるために、曲の中で神をディスったり、悪魔がいかに恐ろしいかを伝えたりしていますが、その根幹は結局自分の行動が全てだということです。

例えばですが、”THE END OF THE CENTURY”では『遥かな地獄の炎が祈り続けた人を焼き尽くす』、”APHRODITE”では『お前の待ってる救いの主はもはや二度とは現れない』と歌っています。これらではいかに神への祈りが無駄なものかを諭しています。

また”WINNER!”、”HOLY BLOOD”、”EL DORADO”のような背中を押す曲も多いですよね。

初めて聞いた人にはよくわからない歌詞かもしれませんが、聖飢魔Ⅱが地球デビューから35年以上伝えてきた想いがデーモン閣下の歌詞にしっかりと乗っているわけです

まとめ

メッセージ性も強く、演奏もかっこよくノリのいい曲です。

ぜひ聖飢魔Ⅱを知らない人にも聞いてほしい名曲です。

ではまた(‘◇’)ゞ

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