こんにちは、あくまりーまんです。
聖飢魔Ⅱ記事の番外編として前回デーモン閣下のカバーアルバムについて書きました。
その記事はこちら⇩
目次
デーモン閣下のソロ曲はまた違う魅力がある
先にカバーであるガールズロックシリーズを紹介してしまいましたが、改めて閣下のソロについて知ってもらいたいなと思います。
閣下が歌う曲は聖飢魔Ⅱしか知らないという人にぜひソロ曲も知ってほしいです!
今回は以下の条件で6選やっていきます。
- シングル曲は除く。
- ツインボーカル曲は除く。
- 閣下が作詞・作曲の両方またはいずれかを担当している。
- ロック調の曲。
- 名義の違いは無視し、全てデーモン閣下の曲とする。
いつもどおり僕の主観です^^
ただ凍える挽歌(エレジー)~ The Theme of Freeza~
この曲はフリーザのテーマとして、The Theme of Freezaというサブタイトルがついています。
フリーザとは超有名漫画ドラゴンボールに出てくる宇宙の帝王フリーザのことです。
ドラゴンボールZのリメイク版であるドラゴンボール改でフリーザが出てくるときの挿入歌として閣下が作詞作曲をしてつくられました。
ドラゴンボールのフリーザといえば、宇宙の帝王という呼び名にふさわしく、最強にして最悪の存在です。以降のシリーズでセルや魔人ブウというもっと強い敵が現れてしまったので、パワーという点ではどうしても霞んでしまいましたが、the 悪役という意味ではフリーザを超える存在はいません。
また戦闘力が数値で表示されていた時代、『わたしの戦闘力は53万』という驚愕の発言に『どうやって勝つねん』と思った当時の少年は多かったのではないでしょうか。
それほど読むものを驚愕させたフリーザのテーマであるこの曲がかっこよくないわけではありません。
歌詞付きのフリーザのテーマとして、マキシマムザホルモンの『F』が有名となっていますが、閣下の曲ももっと知れ渡ってほしいと思います。
歌い出しは『ゴミ虫』笑。
残念なことにこの曲は閣下のシングルやアルバムには収録されておらず、ドラゴンボール改のサウンドトラックのみに収録されています。
閣下のオリジナルベスト盤とか出るときに絶対収録してほしい。
TATTOOS ON THE SKY
こちらもアニメ関係です。久保帯人先生のBLEACHの主人公である黒崎一護のキャラクターソングとして使用されました。デーモン閣下作詞作曲です。もう歌詞がBLEACHの世界観たっぷりですね。
先程のフリーザのテーマもそうですが、アニメソングの作詞をして世界観をちゃんととらえる閣下。仕事なんで当然と言えばそうですが、原作読んでいるのでしょうね。真面目な悪魔。
もともとは黒崎一護の声優さんが歌うために書き下ろし、それをセルフカバーしたものがアルバムMYTHOLOGYに収録されています。
この曲に限ったことではありませんが、ボーカリストが別の誰かが歌うために楽曲提供する場合、結局自分の歌いそうな歌を提供しています。これは聞きようによってはセルフカバー前提という風に聞こえるかもしれませんが、そういうことを言いたいわけではありません。
結局、自分が普段歌わないような歌詞や曲は書けないのです。だから結果として自分が歌いそうな歌になるんですね。この曲も当たり前に、閣下verの方が明らかにかっこいいです。まあ本職ですからね。
さてタイトルの意味が分かりませんので考えました。ON THE SKYは『空で』という意味です。TATTOOは入れ墨という意味しか知らなかったので理解できません。一護って入れ墨入れてたっけ?
たぶんですが、この曲のTATTOOは入れ墨ではないですね。『軍事行進』や『どんどん叩く』のような意味があるので、虚(一護と戦う化け物みたいなやつ)の行進や、死神側の行進かもしれませんね。彼らが出てくる音のようなイメージかなあ。あの世みたいなところで戦ったり、そういうところから出てきたりするのでON THE SKY?
いや、入れ墨かなあ。死神の力を使って戦うので、空から力(入れ墨)をもらってみんなを護る!みたいな?
だれか詳しい人教えてください笑
太陽がいっぱい
閣下のソロライブでも定番曲になっていますね。作詞作曲ともに閣下です。
SYMPHONIAというアルバムに収録されました。
はっきり言います。めっちゃかっこいい。
閣下が歌唱する曲の中でも僕は非常に好きな構成です。
しっとり➡どんどん激しく というお得意の構成なので閣下のいろんな歌声が楽しめます。ファルセットも利いてますね。
ボーカルもさることながら、ギターリフが非常にかっこいい。ライブ映像の元ジェイル大橋こと大橋隆志さんの楽しそうに弾くギターが最高です。
とにかく全ての人に聞いてほしい一曲。
ゴールはみえた
終始高音がさえわたる一曲です。シングルにはなっていませんが、PVも作られ力のいれようがわかります。
EXISTENCEというアルバムに収録されていますが、この曲の歌詞にもアルバムタイトルが入れてあることから、看板曲となっています。
応援歌のような一曲です。すんごくシンプルに伝えるなら『ゴールできるから落ち着いてがんばろう』みたいなことです。
作詞を閣下が担当しているのですが、さすがは悪魔。メッセージ的には悪魔らしからぬ曲ですが、歌詞には悪魔教の教えをしっかり組み込んでいます。
かっこいい曲ということだけでなく、痛い所をついてくる曲です笑
てふのやうにまひ
ゴールはみえたと同じEXSITENCEというアルバムに収録された閣下作詞の曲です。
『蝶のように舞い、蜂のように刺す』がサビ歌詞になっており、そこからタイトルを引っ張っています。
たまたまこの記事を書いていて気付きましたが、『言い訳だ』という歌詞がゴールはみえたと被っていますね。
歌詞の最後が、Impossible is Nothing!で、この歌の伝えたいことをまとめてくれています。
慣用句で返すなら『七転び八起き』的なことで、起きるたびに蝶のように舞い、蜂のように刺す わけです。不可能なことはない、倒すまで絶対にあきらめないという執念を感じる歌です。
終始ハードなこの曲、古文的な表記や文学的な表記が多く使われていますが、冒頭と締めは英語歌詞と、閣下のインテリぶりも堪能できる一曲です。
天魔王誕生
うた髑髏というアルバムに収録されています。このアルバムは劇団☆新感線の劇中歌のうち閣下が作詞した曲を集めたものになります。歌劇に書き下ろされた曲ばかりなので、ストーリー性が強い曲ばかりです。
天魔王誕生という曲は、第六天魔王のことを歌っています。
第六天魔王と聞くと、かの有名な戦国武将織田信長をイメージされる方も多いと思います。歌劇上は、織田信長公もしっかり出てきますし、この天魔王と信長公はストーリー上は相当関係性が近い(という表現しかできませんが笑)のでまあこの歌は信長公のことを歌っていると言えます。
ただ歌詞的には本来の仏語の天魔を説明しているような印象を受けますね。
半分が天魔の説明、半分がこのストーリー上での(第六)天魔王のことを言っているという感じですね。
では天魔・天魔王とは何か。
まとめようとしたのですが、ブログの本意と違うので気になる方はwikipediaで検索してください^^
とにかく曲は魔王をテーマにしているので閣下とは相性ばっちりです。聖飢魔Ⅱの世界観の魔王と、仏教用語の天魔王では全然違いますが、やはり餅は餅屋。魔王のことは悪魔に歌ってもらうのが一番ですね。
作曲は閣下ではありませんが、聖飢魔Ⅱ感の強い楽曲ですね。『地獄の皇太子』と『KIMIGAYOは千代に八千代の物語』なんかを連想される曲ですね。『織田信長』は違うかな。
まとめ
聖飢魔Ⅱでしか閣下の歌は聞いたことないという人も、そもそも閣下の歌声を聞いたことないという人も、ひとまずこの6曲はぜひ聞いてもらいたいです。
閣下のかっこよさ、歌のうまさが十分に伝わるはずです。また別の機会にバラードなどのゆっくり目の曲も厳選して紹介したいと思います。
ではまた(‘◇’)ゞ