いつもありがとうございます。あくまりーまんです。
このシリーズなんか久しぶりな気がします笑。1週間以上あいてしまいましたね。
このシリーズの目次はこちらから⇩
さて今回は4回目ということで、後半戦に入りました。バラード編をお届けします。
悪魔はバラードも秀逸だ!
悪魔がバラード?と思われる方もいらっしゃると思います。しかしどんな曲でも世界観に引きずり込むのが彼らのすごいところ。
いや、そもそもですが、ボーカルのデーモン閣下はもともとHR/HMは得意ではありません。自分が悪魔だと自覚する前の小暮少年は、演歌や歌謡曲を好んで聞いていたようです。なのでもともとスローペースの歌でこぶしを利かして、というのが得意なんですね。
少し余談ですが、解散後の2005年のライブでは正直全盛期と比べると声が出てなかったと僕は感じました。実際閣下も『ヘヴィメタルの歌い方を忘れてしまった』と振り返っていました。再集結を何度か繰り返す中で、声が出ているときも多かったですが、どうしてもHR/HM曲調やスピードある曲は不安定に感じました。
そんな中比較的安定してたのはバラード調だったのでやはりもともとそういう歌の方が歌いやすいのでしょうね。
目次
白い奇蹟
聖飢魔Ⅱが唯一NHKの紅白歌合戦に出演したときに披露した楽曲です。
聖飢魔Ⅱの世界観MAXだと番組にふさわしくないのでこの曲で指定だったんでしょうね笑
ある意味聖飢魔Ⅱらしくない曲の代表曲です。
聖飢魔Ⅱとしては珍しくキーボードありきの楽曲です。歌詞の解説は難しいですが、ちょっと一休みしたくなるようなそんな曲かな。
正義のために
これはバラードなのかというまず疑問がありますが入れました笑
なんかたいそうなタイトルですが、めちゃくちゃ社会風刺入っています。
個人的に勝手に解釈しているのですが、正義のためだったら戦争も致し方ないと訴えかけているように思います。アニメビデオ『HUMANE SOCIETY 〜人類愛に満ちた社会〜』のテーマソングなっていたことからも説明がつきます。
正義とはなんぞやと、永遠のテーマですが、その疑問に悪魔が介入しているわけです。
またこの曲は聖飢魔Ⅱ初期からの代表曲である、『悪魔組曲』や『THE END OF THE CENTURY』から歌詞をセルフオマージュしており、バラード曲にして世界観たっぷりなわけです。
秘密の花園
僕の中では『おかえりジェイル』というサブタイトルなんですw
ジェイル脱退後、地球デビュー10周年を記念したイベントでジェイルは数年ぶりに期間限定で参加しました。
そのことについて僕も記事に書きました。それがこちら⇩
この時、『悪魔のブルース』という曲を紹介しました。その話の中でジェイルが10周年イベントのギターソロで現れたときは、鳥肌ものだったと書きました。
その数年ぶりに登場したときのギターソロがこの秘密の花園だったのです。
歌詞の解説なんて野暮なことはやめましょう。活動絵巻教典の解説をしましょう笑
この時、最初はいつものメンバーで演奏をしているのです。後半にベースソロ➡ギターソロと入ります。
ベースソロが始まってすぐに『ゼノン。。。』と小さい声でゼノンの見せ場を作る閣下。原曲だともう少ししてからギターソロが始まるのですが、この場では隠れていたジェイルがステージ後方から出てこないといけない為、もう観客はゼノンのソロから一瞬でジェイルの登場に気付いていてゼノンどころではありませんwww
せっかくのベースソロが観客の悲鳴で聞こえません。それでも一生懸命ジェイルを引き立てるようにベースソロを続けるゼノン和尚、そしてジェイルのギターソロ圧巻。鳥肌。
そしてもう一度歌唱部分が入り、最後のギターソロ。そこでもう一度ジェイルのソロ。
ただすぐにエースとルークがよってきて、ジェイル不在時にこの曲のメインを担当していたエースとのダブルソロ。(日本語おかしい。)ルークは別パートを弾いてます。3大ギタリストがそろった瞬間。
数年ぶりに聖飢魔Ⅱに参加しながらもクールに出てきてたジェイルですが、この瞬間の笑顔はほんとにキュンですね。
今もこの記事を書きながら繰り返し見ていますが、なんども鳥肌が立ちます。
とまあ、なんかジェイルのことばっかり書いてしまいましたが、この曲のすばらしさはギターソロに見せかけて、ベースだと思っています。曲の最初から最後までベースがリードをしているからこそ、ギターが弾き立つわけです。そしてベースの独特のメロディが花園感を出しているように感じました。
後編に続く。
ほぼ秘密の花園のブログになりましたね笑
後編の3曲は割とどれも個人的には思い入れのある曲なので、長くなるかもしれませんがぜひご覧ください
後編はこちらから⇩
ではまた(‘◇’)ゞ