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目次
悪魔の声に耳を傾けないと、、、と思わされる
さて、前回は、おどろおどろしくないメッセージソング6選をお伝えしました。悪魔だからこそのメッセージ性とは言え、悪魔感は控えめなので、万人が聞きやすいという選曲でした。
聖飢魔Ⅱの曲を知らない人の前で歌いたい場合はぴったりかもしれませんね笑
さて、今回の6選は、同じくメッセージ性は強いんですが、これらは悪魔の世界観たっぷりです。身体的な残酷さはないです(まさに某アルバムのような笑)が、自分が信じてきたものや当たり前にやってきたことを悪魔に言い負かされ脳内は残酷なことになるかもしれません。
目次編でもお伝えしましたが、聖飢魔Ⅱの楽曲のジャンルは多岐にわたります。
ファン歴の長い方でも、楽曲のジャンルで好き嫌いが分かれる人は沢山いるようですね。
前回ご紹介したジャンルも、悪魔らしくないという理由で苦手という方もいますからね。
ただ聖飢魔Ⅱ好きという人で今回ご紹介するジャンルが嫌いな人はいないと思います。もちろんこれはこの6選にいれないでというのはあると思います。僕の独断ですからね^^;結構悩んでますし。
とにかくすでに聖飢魔Ⅱを好きな人もこれから聞いてみたい人もこの6選は聞いてほしい。そしてどっぷり悪魔の世界観にひたってほしい。
THE END OF THE CENTURY
『また激しいのがきたなあ笑』と閣下も苦笑いするほどザ・ハードロックな楽曲。この元ネタがわかる人は立派な信者です^^
タイトルの意味は聖飢魔Ⅱならぬ世紀末。まあ聖飢魔Ⅱも世紀末を語源にしているので、聖飢魔Ⅱと言えば蠟人形の館につぐ代名詞とも呼べる楽曲ですね。
この楽曲は本当に僕も大好きで、どの6選に入れるか一番悩みました。あっちにいれてはこっちに移してと何回もいったりきたりさせました。でもやっぱりここかな。
冒頭の歌詞を少しご紹介^^
『遥かな地獄の炎が祈り続けた人を焼き尽くす』
間違った考え方をしていたら地獄の炎が焼き尽くしてしまいます。
伝えたいメッセージ性以上です笑。もうこれに全部詰まってますよね。
地獄の炎と聞いて某漫画の、邪眼をもつ妖怪を思い出した人は僕と同世代です。
地球も空も魂も、愛を求めた人も焼き尽くします。
さらに凍らせもします。
時の流れも、海も宇宙も心も命乞いした人も凍らせます。
そしてそんな炎と氷の世界に悪魔が地獄からよみがえってきます。かっこいい。
おい、中二病とかいうなw
APHRODITE
ギリシャ神話の愛と美の女神アフロディーテ。アフロディーテでググるとなぜか美容室がいっぱい出てきます笑
関西だからかな^^;
あれ?悪魔なのに女神の歌なの?と思われたそこのあなた。するどい!!もちろん良くない対象として歌っているのです。
ちなみにこの曲にはVenus(ヴィーナス)も出てきますが、この神話をごっちゃにするあたり頭のいい悪魔ならではの皮肉が入ってますよね。
この曲では『うん女神いるよ?でも君にほほえむかは女神の気分次第だよ。悪魔のいうこと聞きなよ』って言ってます。あとこんなことも言ってますよ。『すべてに愛がふりそそぐなんて夢だよ』って。
これね、たぶんよくわかってもらえると思います。
例①:『勝利の女神がほほ笑む』
という言葉がありますよね。これってもうこの歌と一緒ですよね。勝利の女神がほほえんだから勝てたとしましょう。じゃあほほ笑んでくれなかったら勝てなかったのよね?敵チームにほほ笑んでたら負けてたよね?それってもう気まぐれやん。
例②:合格祈願
僕ね、悪魔がどうとか書いてますけど本業は教育産業勤務なんですよ。そうするとね、合格祈願に行く人を見るんですよね。僕は別にそのものは否定しません。というか僕も行きますよ。
ただね、例えば合格定員300名の高校があるとするよね。受験者は350名だったら50名は不合格ですよね。350名全員合格祈願しに神社に行ってても50名落ちますよね。これが『すべてに愛がふりそそぐなんて夢』ということですね。人生は競争です。目に見えないなにかにお金払ってお願いして勝てるならみんなそうしてるって。
ちなみにこの曲はジェイル代官作曲ですが、ギターテク全開のめっちゃかっこいい曲です。ジェイルはアメリカンロックの影響を大きく受けておりどうこうといわれますが、僕は音楽に詳しくないのでそういうのよくわかりません。
ただこの曲に言えることはジェイル節とはこのことと思わせる曲、ジェイルだから弾ける曲ということ。
GREAT DEVOTION
偉大なる信心という感じですかね。その偉大なる信心を悪魔に向けろということですね。
この曲は曲調や歌詞は全然違いますが先程のAPHRODITEとメッセージ性のベクトルは同じです。
もうすこしきつい言葉で言っているあたりが最後通告感がしますね。
あっちの世界のやつらのいうこと聞いてても罠がいっぱいあって助けを求めてる人がいっぱいいる。今まで信じてきたものや、当たり前にやってきたこと全部嘘って悪魔は言ってるよ。
この曲実はルーク作詞作曲なんですよね。ルーク作詞作曲というと前回お伝えしたBRAND NEW SONGやMASQUERADEのような、おしゃれかつかっこいい曲に、あまり悪魔っぽくない詩をのせるっていう感じなんですよね。まあHM / HRというよりはJ-POP要素が強いというか。
ただこの曲とまたどこかで紹介するHOLY BLOODだけは、ちょっと違った楽曲なんですよね。
書いてて説明むずいなと思ったんで詳しくは書きませんが(というか書けません。。。)とにかくルークの意外な一面がわかる曲と思ってもらえれば幸いです。
後編へ続く。。。
ここまでみてくださってありがとうございます。
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ではまた(‘◇’)ゞ