こんばんは、あくまりーまんです😈
早いもので9月も最終日になりました。
今年の9月もっとも楽しみだったのがやはり”BLOODIEST”の発布。
1曲1曲の感想はまあ順にするとして、とりあえず全体を通しての感想を2つほど書きたいと思います。
目次
感想①:『聖飢魔Ⅱらしい大教典』ではない。
聖飢魔Ⅱと言えば“蠟人形の館”。聖飢魔Ⅱを知らなくても蠟人形の館なら知っているという人もいるくらい代表曲です。
聖飢魔Ⅱ構成員は悪魔であり、やはりおどろおどろしいというイメージが先に来ますよね。蠟人形の館に限らず、”THE END OF THE CENTURY”や”JACK THE RIPPER”、”悪魔組曲”などのダミアン陛下作曲作品は、初期の『聖飢魔Ⅱの世界観』を作り出し確立させました。
また、デビュー後はジェイル作曲の”FIRE AFTER FIRE”や”DEMON’S NIGHT”などは曲調こそ違えど、悪魔の世界観たっぷりの曲となっています。
ジェイル脱退後は作曲の多くをルーク参謀が担当し、ヘヴィメタルや悪魔要素というよりはハードロックやポップよりの曲も増えてきました。ただ、”有害ロック”や”鬼”のように聖飢魔Ⅱの原点回帰とも言えるような曲も出てきます。
つまり何が言いたいかというと『聖飢魔Ⅱらしい大教典』と聞くと第一~第三大教典や、第十大教典の恐レスなどを思い描く人が信者でも多いと思います。
良いか悪いか好きか嫌いかというのは個人差がありますが、少なくても今作はそういった一般的なイメージである『聖飢魔Ⅱらしい大教典』とは少し離れているように感じます。
感想②:『聖飢魔Ⅱらしい大教典』である。
さきほど感想①で『聖飢魔Ⅱらしい大教典』ではないと言ったのに完全に矛盾していますよね。。。
確かに聖飢魔Ⅱはおどろおどろしいイメージがはまるのです。そういうコンセプトやし。なのでそこを期待してこの教典を聴くと『聖飢魔Ⅱらしい』わけではないのです。
でも今作は『聖飢魔Ⅱらしい大教典』なんですよ。
地球デビューされて37周年。10万60歳を超えていますが、この演奏、この歌の上手はまさに『聖飢魔Ⅱらしい』。
そして上手さだけではなく、なんと曲の種類の多さだろうか。ハードロックもバラードも、ちょっとおふざけした感じもすべてばっちり。これぞ『聖飢魔Ⅱらしい』。
『こんなん聖飢魔Ⅱで聞いたことないわ!』っていうのも普通に出してくる。これも『聖飢魔Ⅱらしい大教典。』これ過去の教典でも思いますよね。第五大教典『THE OUTER MISSION』が発布されたとき、皆さんどんな感想でしたでしょうか?僕はリアルタイム信者ではありませんでしたが、やっぱりなんか違和感のようなものは感じました。でもやっぱり聞いているうちに『聖飢魔Ⅱかっこいい!』ってさせてくれるんですよね。
そういったいろんな意味で、やっぱりこの大教典は一般的な聖飢魔Ⅱらしさは少ないかもしれませんが、でも信者的にはこういう大教典が『聖飢魔Ⅱらしい大教典』なんだと思います。
まとめ
先の記事でも書きましたが、とにかく聴いてほしい。そんな大教典です。まあ全部そうなんやけど。
いや、ほんまに聴いてください。皆さん。
ではまた(‘◇’)ゞ
🎸🎸🎸🎸🎸🎸🎸🎸🎸🎸