【聖飢魔Ⅱ】害獣達の墓場 / HUMANE SOCIETY

こんにちは、あくまりーまんです。

おどろおどろしいアイキャッチ画像を作ってみました、いかがでしょうか笑

過去の記事で『害獣達の墓場』を紹介しました。

その記事がこちら↓

この記事でも書いたとおり、害獣達の墓場について詳しく書きたいと思いますのでどうぞお付き合いください。

  • 作詞:デーモン閣下
  • 作曲:エース長官
  • 読み方『けものたちのはかば』
  • 魔歴紀元前11年(1988年)10月21日、小教典『WINNER!』のB面曲として初発布。
  • 同年12月9日に大教典『THE OUTER MISSION』の4曲目として収録。
  • 『愛と虐殺の日々(歴代小教典大全)』にも収録
  • 英語歌詞版”HUMANE SOCIETY”として『悪魔 NATIVITY “SONGS OF THE SWORD”』、『A QUARTER CENTURY OF REBELLION -世界的極悪集大成盤-』にも収録。
  • ミサ音源として『LIVE! BLACKMASS IN LONDON』、『ICBM OSAKA -妖艶!+震撼!+爆笑!=究極炎上!!-』、『121212 -再集結大黒ミサ-』に収録。
  • ミサ映像作品として『実録! 欧州非常事態宣言』、『THE ULTIMATE BLACK MASS [COMPLETE]』、『舞踏歌劇 怒羅吸裸~THE LIVE BLACK MASS B.D.4~』などに収録。
  • アニメーション作品『HUMANE SOCIETY ~人類愛に満ちた社会~』に収録。

愛が全てならやつら(害獣達)はどこに・・・

我々人類が生きていく上で確かに愛は必要です。人間同士の愛情、ものや動物や植物に対する愛情。僕だって自分の家族に愛情をもっています。

ただ、愛が全てではありません。

『愛は地球を救う』と謳ったテレビ番組が僕は嫌いです。確かに愛があることで助かることはあります。だけど反対に愛の裏側で傷つくものや滅ぼされるものがいることも事実です。

『愛は地球を救う』ならなぜ絶滅する動物がいるのでしょうか、『愛が地球を救う』ならなぜ異常気象は増えていくのでしょうか。

答えは簡単です。その『愛』は人間に対する愛だからです。

実際に24時間テレビのHPを見ても、莫大に集まった数億円という寄付金が何に使われているかよくわかりません。

https://www.24hourtv.or.jp/ 24時間テレビチャリティー委員会

いくらが出演者のギャラに消えているかはさておき寄付金の使い道としてこの3つを書いています。

  • 福祉(障害や難病をかかえる人を助けたい)➡大切な事。使い道まだわかるように書いている。
  • 環境(緑化やCO2削減、動物保護などのハズ)➡あれ?ゴミ拾いのことしか書いていない?
  • 災害復興(震災など自然災害の復興)➡がんばってそう。だけど日本だけ?

『地球を救う』ならなぜ一番そこに通じる環境にお金を使わないのか。

そもそもこのHPのこういった記録2018年でだいたい更新止まってる。あれれ?19年と20年に集めた寄付金はどこにいったの?

確かに環境問題のためにゴミ拾いは大事。それによって水質や土壌が改善されて助かる命もあるから。

だけど地球を救うにはあまりにもお金の使い方の規模が小さいと思うよ。あと海外のいろんな支援をするためにも使っててそれはいいことだと思う。でもね、海外の支援って道路作ったり病院や学校を建てたりしてるだけ。

それって人間のためにはいいけど、結局環境破壊だよね。環境破壊をね、いまさら悪いとか言わない。僕だって毎日電気を使い、消費し環境を破壊してる。環境破壊して出来たものの中で便利に暮らしている。だからね、もうそれは仕方のないこと。

でも、『地球を救う』って名目で集めたお金で環境破壊してる。これはおかしい。

この曲は悪魔の人間界への憎悪が込められている。

ちょっと特定の番組批判になってしまって申し訳ない。

ただ人間勝手の世界になっていることに悪魔は警鐘を鳴らしています。

歌詞はこちらのHPを参照ください。(引用:歌ネット)

https://www.uta-net.com/song/207409/

英詞verのHUMANE SOCIETYはこちらから(引用:utaten)

https://utaten.com/lyric/jb50911117/

タイトルである『害獣達の墓場』も『けものたちのはかば』と呼ぶように、この曲にはいわゆる当て字がいくつか使われています。

ここがポイントですが、『害獣』を『けもの』と呼ぶのはタイトルだけです。歌詞の中で『害獣』は『Monster』と記載されています。そして歌詞の中で『知的生物』のことを『けもの』と言っています。知的生物とはもちろん人間のことです。

“すべて食い物にした罪深き知的生物(けもの)”

つまり人間によって害獣達は墓場に追いやられていっていますが、結局本当の”けもの”は人間なので、地球はいずれ人間の墓場になるということだと僕は解釈しています。

24時間テレビよ、愛が全てなら守ってみせろ、この星を。

長官が天才だと言わしめる曲。

この曲は僕自身過去記事で紹介したとおり、非常にメッセージ性の強い曲です。なので歌詞をしっかり聞いてほしい曲です。しかしこの曲は作曲者のエース長官の魂がこもっていることも感じます。

悪魔の人間界への憎悪は歌唱部分だけでなく演奏からも感じずにはいられません。

この曲はツインギターで構成する聖飢魔Ⅱとしては珍しくギターソロがない曲です。

その分ギターソロが入りそうな場所に、ゴジラの鳴き声のようなものが入っています。

またミサではこの部分に長官のセリフが英語で入ります。そしてスペインでのミサの時はスペイン語でセリフが入ります。スペイン語を勉強していた僕の知り合い(非信者)はこのスペイン語verのセリフを聞いて、『マジで発音きれい』と絶賛していました笑

また解散ミサでは長官がこの曲を演奏する最後の機会となりましたが、その時はなんとセリフではなくギターソロが入りました。このギターソロは完全オリジナルです。なんとも物悲しく、切なく、儚いソロです。

長官が再集結に参加しなくなり、ジェイル代官が参加しました。ジェイルはこの曲が出来たときはすでに聖飢魔Ⅱを脱退していましたので、解散後再集結で初めて演奏することになりました。ジェイル参加後はセリフではなくギターソロです。長官が解散ミサで魅せたギターソロとは違い、代官のソロはなにかが渦巻く様なメロディでした。

どっちが好きとかは個人の趣味だと思いますのでお任せしますが、少なくとも解散ミサで魅せた最初で最後の長官のギターソロは天才エースの聖飢魔Ⅱにおける集大成のひとつと言えます。

この曲は人間には歌えない。

なんやらyoutubeなどでは聖飢魔Ⅱのコピーバンドの方々のライブ映像や、信者の方々のカラオケなどいろいろ出てきます。個人的にはあまりそういったもの見ないのですが、一応興味本位で見てた時期もあります。正直うまいなと思うものもありますが、どうもこの曲だけはそう思える人に出会えていません。

しっかり聞かせる曲であるので、なんとなく演奏の爆音に任せて騙せる曲じゃないんです。なので歌唱力が求めらるのと結構キーの高低差があるので、やはり難しいのでしょう。特に最後の閣下のシャウトは憎しみが全開に出ているので、なんとなく裏声で叫んでしまうとしらけてしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。初めて1曲のレビューだけでブログを書いてみました。

youtubeなどでもいくつかUPされていますが、違法なのでリンクは貼りません。

教典を買ってみてほしいですが、まずはご自身で登録されているサブスクリプションサービスなどで聞いてみてください^^

ではまた(‘◇’)ゞ

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA