いつもありがとうございます。あくまりーまんです。
さて今回はバラードソング編の後編です。
前編はこちらから⇩
目次
悪魔のバラードに魅せられる
今回の後編3曲はライブの定番曲ともいえます。セットリストでは
- 終盤にもってくることで、観客を少し寂しい気持ちにさせる。
- 中盤にもってくることで、一回雰囲気をリセットさせる。
- 序盤にもってくることで、意外性で一気に観の心をつかむ。
そういう役目があると個人的には思います。
では4曲目からどうぞ。
GO AHEAD
聖飢魔Ⅱ本活動時の最後のオリジナル大教典であるLIVING LEGENDにおいて最後の曲として収録されました。つまり解散前最後に発表された曲と言えますね。
ルーク作詞作曲ということもあって、解散後はよくミサのセットリストに入ってきました。このあたりについてはこちらの記事に考察を書かせて頂きました。
メッセージソング6選に含もうかと悩んだくらいメッセージ性の強い楽曲です。
GO AHEAD とは『前を向け』という意味。感動の一曲です。
僕は2010年のICBMツアーが初参戦となりました。その時の一曲目がGO AHEADで震えたのを覚えています。そうきたかーーー!って。まさに一気に心をわしづかみにされました。
余談ですが、ICBMツアーってNATIVITYとRELATIVITY発売後だったので、てっきり英語歌詞でやるものだと思ってたら日本語だったので、それはそれで驚いた記憶がある曲でもあります。
嵐の予感
歌詞の解説は難しいんですよね。この曲。
閣下歌詞ってね、基本わかりやすく作ってますが、この曲とこの後紹介するBAD AGAINはちょっと含ませてるんですよね。
含ませているのにもう溢れまくっているメッセージ性。閣下渾身の詩です。
『君は何をやり遂げるため生まれてきたのか』
そしてこの曲は歌詞がすごいだけではありません。
長い間奏も特徴的なのですが、キーボードソロ➡ギターソロと続きます。がその裏でドラムとベースのすごいテクニックが聞こえてきます。そもそも曲全体でドラムとベースが雰囲気とリズムを作り、キーボードが切なさとメロディを演出しています。
そこに間奏部分で圧倒的なルークの速弾きソロなんですが、ドラム、ベース、アナザーギター、キーボード、もう全部これソロだろって主張をしてきます。聖飢魔Ⅱの演奏部隊のレベルがトップクラスと以前に書きましたが、この曲は見事に体現しています。
そしてそこにメッセージの強い歌詞に閣下の得意なバラード系で発揮される歌唱力。
一見聖飢魔Ⅱらしくない、しかしすべてにおいて聖飢魔Ⅱを楽しめる、そんな楽曲。
そして『STAINLESS NIGHT』と『害獣達の墓場』と『嵐の予感』の3曲まとめてスペイン版でリリースしてほしい。
BAD AGAIN
聖飢魔Ⅱのバラードといえばこれ!というほど大定番の曲。
既に聖飢魔Ⅱのことを少しでも知っている方には説明不要と思います。
歌詞を理解しようとかそういう野暮なことはこの曲にはいりません。ただ聖飢魔Ⅱがつくる起承転結があるメロディと閣下の歌声にただただ酔いしれればいいと思います。
ミサでの最後の歌唱部分、何か閣下のいろんな思いが詰まっている気がします。じゃないとあんなに息続かないよ。
歌詞の解説はしませんが、BAD(悪い事=聖飢魔Ⅱの活動)AGAIN(再び)ということで、地球デビュー35周年再集結継続中の聖飢魔Ⅱ。早くコロナ落ち着いてBAD AGAINをBAD AGAIN(再集結)中にリアルで聞きたいなあ。
まとめ
バラードは解説が難しいのでふわっとした感想になりました。
だけどこればっかりは聞いてもらわないとなんとなんとも伝わらないと思います。
個人的には聖飢魔Ⅱを初めて聞く人はこの6曲のどれかから聴いてみてほしい。
本当にイメージ変わるから。
ではまた(‘◇’)ゞ